卵子提供治療のさまざまなメリット

日本産婦人科学会のデータで見る不妊症と女性の高齢・卵子老化との相関関係

近年、晩婚化で注目されるようになった不妊症と女性の高齢・卵子老化との相関関係を日本産婦人科学会が提供するデータを基に全体的な傾向として説明していきます。高齢だからといって必ずしも妊娠・出産ができない訳ではないですが、客観的データで証明された全体的な傾向を把握しておくことは、必ずプラスとなる筈です。


年齢と共に変化する卵子の状態が妊娠率や出産率とも大きく関係してくる


日本産婦人科学会が発表した2011年における体外受精や顕微授精、凍結胚移植などの治療による経過や結果をまとめたART妊娠率・生産率・流産率のデータによれば、36歳まで横ばい傾向にある女性の妊娠と生産の数値は37歳を過ぎたあたりから序々に下降カーブを描いており、これらの数値から客観的に判断すれば35歳までの妊娠・出産が望ましいことが分かります。


また、データにおける流産の数値も37歳を過ぎたあたりから大きく上昇カーブを見せており、妊娠率だけでなく流産するリスクについても35歳までの妊娠・出産を推奨するデータとなっています。これらの統計から不妊治療するならば35歳から初めても遅すぎず、42歳ごろまでが限界といえる数値を示しています。


これらのデータが客観的に示しているように女性の卵子は胎児としてこの世に誕生してから新たに生産されることはなく、予め胎児の段階でその数が決まっているので、年齢を重ねる共に卵子は老化してその数を減少させる傾向にあり、老化現象の幅が小さい段階で妊娠・出産する必要があることが分かりますね。これから不妊治療を受ける方はこれらのデータを把握しておくことで余計な心配や過剰な期待をせずに済み、冷静に妊活に励むことができるでしょう。


データだけでなく、個人ごとに異なる妊娠傾向を把握することも大事


上記の日本産婦人科学会が発表した2011年におけるART妊娠率・生産率・流産率のデータだけを見れば、20歳から35歳までの妊娠・出産を推奨するデータとなっていますが、卵子の老化する傾向や閉経を迎える年齢は各個人によって異なっています。35歳以上になったからといって必ずしも妊娠・出産が極端に難しくなる訳ではなく、全ての女性が避妊をやめてから妊娠するまでの期間が年齢と共に序々に伸びていくということです。


また、妊娠率が大きく低下する変わり目となる年齢も各個人によって異なっている他、普段の生活習慣、喫煙回数や血液の健康度などとも関係してくることを忘れてはなりません。加えて不妊症は女性側の体の問題だけでなく、パートナーとなる男性側が原因となっている場合もあり、WHO(世界保健機関)が発表したデータによれば、不妊症の原因が男性側である場合は24%で、女性側が原因の場合が41%となっており、不妊症の問題は夫婦の問題として捉える必要があるということです。


検査を受ける病院の数や体外受精などの不妊症治療をどこまで行うかは、各個人または各夫婦によって異なりますが、これらのデータや病院の先生の話を参考にじっくり話し合って決めて下さいね。

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